1人前です。 計る必要があるものは全部デジタルキッチンスケールで計ります。
あと、片手鍋を2つとざるを用意してください。
うすくち醤油とみりんを鍋に入れて中火に掛けます。 沸騰してきたら焦がさないように鍋を回しながら30秒ほど煮ます。 みりんのアルコールを飛ばすことが目的なので、ほどほどでかまいません。 少量なのでアルコールはけっこうすぐに飛びます。 マッチで火を付ける必要は無いです。
もうひとつの鍋に水320gと出汁用昆布を入れてフタをして火にかけます。 弱火で少し時間を掛けて沸騰を待ちます(目標は5〜10分で沸騰)。 沸騰する前に昆布を取り出します。
昆布を取り出したあと強火にして一旦クラクラに沸騰させて、すぐに火を止めます。 花鰹を投入し、箸でやさしく押さえてお湯に全部を浸したら静かに3分待ちます。 これで出汁は完成です。
3分経ったらざるで濾しながらうすくち醤油とみりんの入った鍋に出汁250gを静かに移動します。 花鰹が吸った分や蒸発した分があるので、ざるで濾しながら全部移したらだいたい250gになるかと思いますが、できれば鍋をキッチンスケールの上に乗せてきっちり計りながら移動してください。 うどんつゆの完成です。
うどんつゆは煮立たせないほうが良いです。 うどんやそばを茹でている間はフタをして弱火で保温してください。
昆布は煮すぎるとつゆに粘りが出てあっさり感が無くなるので注意しましょう。 花鰹も3分を厳守。 それ以上は雑味と生臭さが強くなってしまいます。 かき混ぜたりぎゅうぎゅう絞ったりせず、静かにざるで濾してください。